採用情報先輩社員インタビュー
2020年入社
駅係員
お客さまと直接やり取りするからこそ、責任感が必要。
メリハリも意識しているので、
オフも大事にしています。
入社動機・仕事内容
思い出と経験が合致し、鉄道業界へ
責任感のある業務内容が自身を成長させる
大学時代には、たびたび電車に乗って遠出をしていました。「青春18きっぷ」をつかって、長野に行ったことも良い思い出です。そのときに見た、駅員と常連らしきお客さまが楽しそうに会話をしている様子を見て、心がほっこりとした記憶があります。
洋服屋でアルバイトをしていたのですが、お客さまからの要望をよく聞き、どうすれば喜んでいただける提案ができるのかをよく考えていました。就職活動で業界を検討していた際、こうした思い出と経験が合致し、この鉄道業界で生かせるのではと考えました。また、鉄道業界の安定性も私の背中を押し、入社に至りました。
いまは事業所内での異動を経て、2つ目の在来線駅で勤務しています。お客さまと直接やり取りすることが多い駅係員という仕事は、責任感のある対応が必要とされます。自分が得意なことはなにか、足りていない能力はなにか、そしてどうすればお客さまに喜んでいただけるのかを考えながら日々働いています。
仕事のやりがい
「元気のいい挨拶が好きだったよ」
頑張ろうと思える出来事に出会える仕事
お客さまから直接感謝の言葉をいただいたときにやりがいを感じますね。一番印象に残っているのは、改札でお見送りの挨拶をしていたときのことです。いつも会釈をしていただけるお客さまが私に声をかけてくれました。「もうすぐ定年退職になるんだけど、駅員さんの朝の元気のいい挨拶が好きだったよ。ありがとう」と言っていただけたのです。とてもうれしかったですし、また頑張ろうと強く思える出来事でした。
この会社の好きなところを挙げるとすれば、勤務日と休日のメリハリがはっきりしていることではないでしょうか。仕事を休日に持ち込むことは滅多にありませんし、長引くような仕事内容ではありません。引き継ぎもしっかりとしているので、サービス残業もなく、一日一日で仕事が完結します。オンとオフが明確です。そのため、自分に与えられた時間を浪費することなく、集中して仕事に臨むことができています。与えられた時間でなにができるのか、大変ですが、楽しみもある仕事です。
今後の目標
会社のためにも、自分のためにも
決まりを守れる人になる
入社してから数年が経ち、後輩も続々と入社してきます。まずは、後輩から頼られ、安心感を与えられる先輩になりたいですね。キャリア形成としては、新入社員が駅に配属された際に、先生として教育する実務指導者を経験したいと思っています。
これは自分が成長するためにも、また、これから入社する方にも求められることだと思うのですが、「ルールを守る」ことが大切だと考えています。ルールを守るとは、決められたことを守ることであったり、時間を守ることであったり、お金の取扱いを守ることでもあります。駅業務は、1つの駅の運営を数名で支障なく完遂しなければなりません。社会的信用を失わないためにも、お客さまの期待を裏切らないためにも、ルールを守ることが必要です。
また、社員同士でコミュニケーションを取り、確実に業務の引き継ぎができる人柄も求められます。明るく元気で前向きな人柄の方は、この仕事に向いていると思いますし、私自身ももっと磨いていきたいと考えています。
1日の流れ
8:20 | 出勤 自宅から自転車と電車を乗り継ぎ、1時間ほどかけて出勤 |
9:00 | 業務開始 出改札を対応。近くの名所をご案内することも |
10:35 | 集計作業 改札にて収受した運賃と窓口の売上の集計を対応 |
13:00 | 昼食休憩 昼の2時間休憩。泊まり勤務の場合は母のお弁当とともに |
15:00 | 集計作業 券売機とチャージ機の1日の売上集計作業 |
17:00 | 夕食休憩 夕方の1時間半休憩。泊まり勤務の場合は筋トレも |
18:30 | 改札対応 終電まで出改札やお客さまのサポート対応 |
0:45 | 終了報告 終了後は素早く入浴し就寝。3時間ほどの仮眠 |
5:00 | 業務開始 出改札にてお客さまの対応やお見送り |
9:15 | 業務終了 退勤。帰りは寄り道をして美味しいものを |
仕事で欠かせないアイテム
手を消毒する頻度が増えたため、乾燥を防ぐためにハンドクリームをつかうようになりました。少しだけ高級なものを選び、あえて良い匂いがするものをつかうことがポイント。仕事中に気持ちを落ち着かせることができるのでおすすめです。
オフタイムの過ごし方
仕事では気を張っているので、休みの日は家でゆっくりすることが多いです。おつまみを食べながら、ビールを片手にBSのB級番組を観ていますね。鉄道ではないものに触れる時間にするように心がけています。