INTERVIEW
出会い、語らい、笑顔があふれる。
地域の顔になれる仕事が喜びとやりがいです。
佐藤 貴也
2015年入社 在来線駅勤務
幼稚園から高校までサッカーを続けていたが怪我により断念。
大学では健康医学部を専攻。アルバイトはスポーツジムでトレーナーを経験。
入社動機・仕事内容
憧れの駅員との出会いが
自分の道を決めるきっかけに
学生時代のアルバイトで、お客様と1対1で向き合う接客の面白さを感じて、人とつながれる仕事に就きたいと思っていました。そんなある日、JRの駅のホームでおばあさんと駅長さんが仲良く話をしている場面に出会いました。その心和むシーンが頭から離れず、あんな風に地元の人と会話を楽しめるような駅員になりたいと思ったことが、当社への入社の理由です。入社以来、同じ在来線駅の駅員として切符の発券や乗り越し精算の他、周辺に結婚式場や葬儀場があり、初めてこの駅を利用するお客様が多いため、道案内なども行っています。最初の頃は緊張して、なかなかお客様と会話を楽しむことができなかったのですが、最近常連さんと仲良くなってきて、毎日の会話を楽しむ余裕が出てきました。
仕事のやりがい
一人一人のお客様に寄り添える
接客業の喜びを感じる日々
先日、70歳の記念に四国に旅行に行きたいというお客様が切符を購入に来られました。行きは列車で帰りは船を利用し、京都からは新幹線で帰ってきたいとのこと。JRの発券機だけでは作れない旅を、時刻表を見ながら一緒に考えました。出発時間を決め、道中の希望を聞きながら、旅のプランを作って提案したところ、とても喜んでいただけました。お客様を笑顔にできる仕事であることに、やりがいと喜びをあらためて感じました。また、入社1年目の時に、毎日この駅を利用するお客様から些細なことでお叱りを受けたことがありました。以来、何となく話しかけにくかったのですが、つい最近になって「毎日頑張っているね。なんかお兄ちゃん、応援したくなるわ!」と声をかけてもらったのです。ずっと4年間見守ってくれていたのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになり、駅員になってよかったと心から思いました。
今後の目標
信用は日々の積み重ね
さらなる自己成長を目指して
この仕事でもっとも大切なことは、「時間を守る」ということです。社会人として当たり前のことですが、入社当初は学生時代のルーズな習慣がなかなか抜けきらず、いつも時間ギリギリで行動していました。当然焦りからのミスも経験しました。この仕事は、ひとつのミスが社会に与える影響は想像以上です。反対に業務に関する専門知識がなくても、時間を守ることは誰にでもできることであり、その積み重ねが「信用」という形で自分の財産になります。この4年間で、時間に厳しい自分に成長できたと実感していますが、まだまだです。みんなが気持ちよく働けるよう、職場の整理整頓を積極的に行ったり、お客様に対してもこれまで以上に目配り気配りができるよう努力することで、上司からも後輩からも、そしてもちろんお客様からも信頼される駅員になりたいと思っています。この先、他の業務への道もありますが、私はやはり駅員でいたいですね。あの忘れられないシーンに、いつか自分が立っていたいですから。
1日の流れ
仕事で欠かせないアイテム
常に正確な時間を教えてくれるソーラー時計。社会人になって初めて腕時計を付けるようになりました。
オフタイムの過ごし方
スポーツが好きなので、平日はジムに筋トレに行っています。また休みも交代で取りやすいので、2~3年に1回は平日の安い時期を狙ってグアムに遊びに行きます。普段のトレーニングは海で恥ずかしくない体型を維持するためでもあります(笑)。